本日ご訪問させて頂いた企業の社長様と今後の展開についての打ち合わせ。
その中でキャラクター戦略ライクな話が、あーでもない、こーでもないと飛び交う。
上記のようなマーケティング手法に対しては私は全くの無知だったのですが、色々と調べてみるとこれが以外にすごいっ。
日本のキャラクター市場は、周辺市場も含めると今や4兆円規模の巨大産業に成長しているそうです。
日本市場では全世代に対して有効な手法だと。
これがまた驚きなのですが、同研究所の全世代を対象にした調査によれば、
キャラクター商品を持っているという人は全体の約84%にものぼるそう。
さらに、検索サイトでのキャラクター名の検索数というのもかなりの件数に達しています。
2006年4月の月間検索数は3万1,988件にのぼるほど。
社名である「ntt ドコモ」の検索数19万6,647件にはさすがに及ばないのですが、
普通に考えても決して少ない検索数ではありません。
ナチュラルサーチの1位には NTT ドコモのコーポレートサイトではなく、
キャラクター専用のサイトが表示されるという手の込んだ戦略が展開されています。
実際に「ドコモダケ」のページを見てみると、
キャラクターのデスクトップツール(ガジェット)が無料でダウンロードできたり、
テレビ CM が視聴できたりと、充実したコンテンツが楽めます。
広告予算も然りですが、業態やサービス内容によって客層はバラバラ。
そっくりそのまま他社の施策が当てはまるかというとそんな簡単な話ではありません。
しかし、新規顧客の発掘・潜在顧客へのアプローチとして、
このようにまずキャラクターのファンになってもらうことで、
自社に対するプラスの印象をユーザーに抱いてもらうという戦略は決して無駄なことではないと思います。
特に、消費者のインターネットを活用した情報収集という行動が一般化している今、
企業はイメージキャラクターという資源を、web経由の集客及び、潜在顧客発掘に役立てる必要があるかもしれません。
キャラクター名は、企業名や商品・サービス名と並ぶ指名買いキーワードとなる可能性が非常に高いからです。
いやぁ~今回の一筋縄にはいかないキャラクター戦略については、
ぜひぜひ深く掘り下げて学んでいきたいと思います。
あぁ~眠いです。
本日も御精読ありがとうございます。
☆tenku ad 矢田 渚