☆皆さんこんばんわ☆
本格的な寒さを迎え、ついに恋人が欲しい時期になってきたと感じる矢田渚です。
本日は、「異常事態」をキーワードに広告のことを考えてみたいと思います。
私は電車通勤なのですが、先日酔っ払っているのでしょうか?一人のキレイな(と思われる)女性がうずくまっていました。
横には付き添いの女性が同じくしゃがみこんでいて、なにやらケアしている様子。
体調が悪いというよりは、なにやら悲しんでいた様子(泣いていたので)。
かなりのトラフィック(交通量)です。
しかしそこを通る人々のほぼ全てが、そのポイントではそのうずくまる女性に注意を払っていました。
全くの不謹慎ですが、全然美しくない私が、例えその場でうずくまっていたとしても、同様のアテンションを獲得できたと思います。
交通量の多い道において「人がうずくまる」というのは「異常事態」であり、それはやはり人の注意をひきつける。
乗り込んだ時は気づいていなかったのですが、やたら周囲の人、というか女性から視線を感じる。
「あれ、今日の俺そんなにカッコイイ?」と思いきや・・・・・・・・・その女性たちの視線はやたら冷たい。
と、いうところで自分が「女性専用車両」に乗り込んでいることに気づいて、即移動したわけですが、
それも「女性専用車両」に乗り込んでいる僕(男)が「異常事態」だったから獲得できたアテンションだったのだと思います。
この視点を有効活用したパブリックパフォーマンス集団がImprovEverywhereです。
彼らはを自分たちのパフォーマンスで「異常事態」をクリエイティブすることによって人気を博しています。
この視点を有効活用したのです。本当にすごい!
特に有名な「Frozen Grand Central」なんかはその際たるものでしょう。
大きな駅のど真ん中で「人が停止する(=Frozen)」という「異常事態」をクリエイティブすることで
驚異的なアテンション獲得に成功しています。
こう考えると、「異常事態」をクリエイトするというのは、考えてみるとかなり面白い手法です。ちょっと考えてみよう。
※ちなみにこのうずくまっていた女性は、数分後元気に立ち上がり、笑いながら歩き去っていきました。
(パブリックパフォーマンス集団ImprovEverywhere日本人メンバーのお方?)
(パブリックパフォーマンス集団ImprovEverywhere日本人メンバーのお方?)
について学びました。その講演があまりにもおもしろいので講演者おすすめの下記本を購入してしまいました。
~概要~
セールスマン、募金勧誘者、広告主など承諾誘導のプロの世界に潜入。彼らのテクニックや方略から「承諾」についての人間心理のメカニズムを解明。情報の氾濫する現代生活で、だまされない賢い消費者になると共に、プロの手口から人を説得するやり方を学ぶ。
~概要~
セールスマン、募金勧誘者、広告主など承諾誘導のプロの世界に潜入。彼らのテクニックや方略から「承諾」についての人間心理のメカニズムを解明。情報の氾濫する現代生活で、だまされない賢い消費者になると共に、プロの手口から人を説得するやり方を学ぶ。
1981年に生まれた著書なんですっ。第一版は絶版(廃盤)になっているため今回は第二版の購入です。
サササササササササササ・・・・・・・・・・・・
にわかに晴れ渡ったこの3日間遊び惚けてしまいました。
明日からまた朝鍛夕錬精神で邁進します。
☆天空広告 矢田 渚☆