マクドナルドに見る「新規顧客の囲い込み戦略」

企業にとって、これまでカスタマーではなかった層を

自社の顧客として取り込むことは非常に大きな課題であり、

その重要性はますます高まっています。

クォーターパウンダーショップ。

すでにご存知の方も多いはず。

そうこの、クォーターパウンダーショップは、米で反響のあるハンバーガーショップ。

ティーザー(じらす)キャンペーンの一環として表参道・渋谷に期間限定オープンしたお店なんです。

「マクドナルド」という自社ブランドを伏せ、

これまでマクドナルドに足を運ばなかった顧客を店に誘導

既存のイメージ＝早い、安い、行くよ、浜名湖ではなく、早い、安いが作りおき

が根強いなかで、商品に対しての先入観がクリアーな状態から「美味しさ」を体感してもらう。

お客さんは「海外のハンバーガーはマクドナルドよりおいしいねぇ～」

などと会話を進める中で

これが、マクドナルドだと知る。

会社・業界のﾌﾞﾗﾝﾄﾞ向上並びに、新商品のPRをMIXさせた巧みなティザー戦略。

希少性、話題性、ブランディング、サプライズ。

お客様の行動STORYを操作する拍手喝采のプロモーションですね。

いや、本当にすごい。

今後は、関東圏のマクドナルド約1200店舗で「クォーターパウンダー・チーズ」

「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」の2商品を発売。

その後、全国への展開を予定しているそう。

東海県内に入ってくるのは年明け以降か・・・。

クォーターパウンダーシリーズ。待ち遠しいです。

☆株式会社天空広告　矢田　渚☆