「アドマン」365日勉強中!

名古屋の広告代理店で働く若輩モノたちが、毎日楽しく生きるプラス思考?なブログです。

「人を最も成長させる感情は、悔しさである」

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フルキャスト 平野岳史著書「満天の星」

「フルライン・キャスティングカンパニー」ありとあらゆる人材をキャスティングする

東証1部上場の「フルキャスト」代表が書かれた書籍です。

過去に「同じ考え」を抱いた事があったので

私事ですが、ここにご紹介したいとおもいます。



「人を最も成長させる感情は、悔しさである」

「あらゆる物事の主役は現場」

わたしは、当社天空広告に入る前ブルーカラーワーク」

いわゆる、「3K」現場での力仕事をしていました。

イベント会場の設営から、工事現場へのブロック運び、ボード揚げなど

人材派遣会社への登録をし、現場での仕事をこなしていました。


その当時の私は、その仕事を(仲間を)

心のなかでは、賢くない人が集まる「底辺の仕事」と断片的な見方をしていました。


「なんで俺が(自分で選んだのですが、)こんな事。

ありえないでしょ。絶対に。」と。



登録者の中には様々な方がいらっしゃって、

30代のおじさんでタトゥーが全身に刻まれた方や秋葉腹にいそうな「オタク」要素を持つ方、

家族を養う為に働いている方、更には、ムキムキマッチョの中国人までおり、

本当にタレント揃いの面々だった事を今でも覚えています。


現場での作業はキツイものが多く特に、「ボード揚げ」と言われるものは体力に自信のある私でも

半端なく身体に不可がかかるものでした。

それは、壁などを造るプラスターボードと呼ばれる畳1畳分くらいの大きさの石膏ボードなのですが、

1枚数キロはある。

これを一度に3、4枚も持ち階段で手運び。

1日に5000枚もの枚数をこなす上にリミット付き。

手は擦り剥け、体中が白いホコリに包まれるこの仕事は、

今では絶対に倒れてしまうハードな仕事です。


しかし、もっときつかったのが

「周りの自分に対する目」

「なぎさもあんな仕事をするようになって終わったね。

前まで仕事に燃えてたのに。ドンマイ!」

・・・・・・ 

・・・・・・・・・


「クソ野郎!今に見とけよ!ボケ!」

と思うその側で、

「臭そう」「絶対バカだよね、あーゆー人。」「筋肉バカ」そんな風に言われた事もありました。



つらかった。



自分が当初「こんな奴らと働くのかよ!」

と思ったようにそのメンバーの1員として見られている事が。



それでも、

きつい、引っ越し業務や、ブロック運び、工事現場の仕事を率先して選び、

肉体的にも精神的にもハードな仕事を一生懸命みんなと頑張った。

その仲間には誰にも言わなかったけれど、「絶対に将来起業すること」を苦しい時程思い出し

自分に活力を与えていました。



このような仕事を「仲間」たちと数こなしていくうちに「あらゆる物事の主役は現場」

だと言う事を知りました。



雨の日でも晴れでも、泥んこ、汗だくになり、怒鳴られ、ケガをして汚れた服。

最初は気になっていた周りの目も次第に何とも感じなくなる。

むしろ一体感を感じ、共に働く人たちを「仲間」と心から思えるようになり、

0から物事を作り出すやりがいや、大変さを自らの身体で感じる事ができました。


仲間たちと一生懸命活動した結果が、お客様の笑顔に結びつく。


そう信じていたし、実際にそうだった。

「現場の力は偉大」だと心からそう思いました。


厳しい中での就業経験でしたが、あの時間を共にしたメンバーや仕事を誇りに思います。


「現場が主役」と言う事と、あの時の仲間への感謝を私は一生忘れません。




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